物性理論・統計力学・場の理論について、抽象的な理論から実験に密着した理論まで幅広く研究しています。主に量子多体系、特に量子スピン系・低次元電子系を対象にしていますが、新しい分野や問題にも積極的に取り組んで行きたいと考えています。
今までの主要な成果として、たとえば
などがあります。
特に、当研究室で行われてきた、トポロジーと物理にまつわる基礎的・先駆的な研究の成果は世界的にも広く認識されています。 たとえば、対称性によって守られたトポロジカル相(SPT相)の概念を確立した論文 は、2016年ノーベル物理学賞の解説記事 Scientifc Background on the Nobel Prize in Physics 2016: Topological Phase Transitions and Topological Phases of Matter にも引用されています。 また、2019年には押川教授がアメリカ物理学会(American Physical Society)のフェローに選出されています。
これまでの研究成果のいくつかを紹介するページ(論文紹介と、研究にまつわる経緯など)も作りました。 余談的なことも書いてあるので、お時間があるときに読んで頂けると嬉しいです。
トポロジーは、現代の物理学の一つの中心的概念になっています。 物性物理学におけるトポロジーの入門的なレビューとして、日本語の記事を執筆しました。
出版社の許諾のもと、PDFファイルを掲載 します。クリックしてご覧ください。
「物性研だより」に執筆した、研究の解説記事です。
また、押川による入門的な講演の例として、以下をあげておきます。
このページは常に工事中です。押川の研究に興味のある方は、差し当たり
をごらんください。